山本安志法律事務所 − 事務所ニュース


16号(2012年1月発行)

巻頭言 ◆ 弁護士 山本安志

念願の弁護士10名をやっと実現することができました。ボス一人で、10名の弁護士事務所が限界と言われています。その規模には達したのですが、これからが大変です。頭数はそろっても、本当に力のある弁護士に育てていく必要があるからです。そのために、いま数歩の努力をしていくつもりです。

<特集> 裁判所までひとっ跳び

遺言作成のススメQ&A

ご挨拶 − 弁護士 山本安志

謹啓 皆様におかれましては,益々ご清栄のことと存じます。

さて,本年1月より,新進気鋭の土井川哲也弁護士と遠藤智子弁護士が当事務所に加入致しました。土井川弁護士は,栃木県那須塩原市出身,早稲田大学法学部を卒業し、東京大学法科大学院修了後、山形で実務修習を受けてきました。遠藤弁護士は,東京都江戸川区出身,明治大学法学部を卒業し、新潟大学法科大学院修了後、新潟で実務修習を受けてきました。土井川弁護士は、自転車で全国をまわるのが趣味の活発な好青年です。遠藤弁護士は、女性特有のおだやかさを持った方です。両名とも、まだ若く、2人とも弁護士の職務に対し熱い思いを持ち、弁護士として真摯な姿勢で成長してくれるものと思っております。どうぞ,若い2人の弁護士に対し,皆様のご指導ご鞭撻をお願い致します。

さて、現在弁護士が急速に増加したことによって、弁護士と相談者の立場も急速に変化してきています。これまでは、特になにもしなくても一定程度の仕事の依頼があり、それを、通常どおり処理していればよかった牧歌的時代でした。ところが、弁護士が急増することによって、弁護士が仕事を獲得する、あるいは仕事を処理するには、相当の努力が必要になっています。例えば、当事務所では、インターネットのHPをご覧いただいて相談される方が非常に多いのですが、仕事を獲得するには、事務所のHPを多く露出させねばならず、このためには、広告料(リスティング広告)を支払うことが常識となっています。また、相談者は、何人かの弁護士に相談して、自分の合う弁護士を選択する時代となってきています。つまり、我々は、相談者から選ばれるために、広告を多く出し、また、弁護能力の質を高め、相談者から選ばれる事務所にならなくてはいけないのです。

そのときに、横浜の地では、最低でも10人の弁護士が必要だと思いました。いつご相談を受けても事件を処理できる体制が、まず選ばれる一歩だと思います。そして、次に必要なのは、弁護士の質であると思います。競争相手が多い場合は、他の弁護士より抜き出ている弁護士、あるいは、信頼できる弁護士にならなくてはいけないと思います。10名の多彩な弁護士を擁し、互いに切磋琢磨する環境があることは、他の事務所との差別化を図る重要点だと思います。

さらに、当事務所での一番の宣伝ポイントとして、弁護士経験の長い所長弁護士と活動的な若い弁護士の迅速なコンビネーションを売り出していこうと思っています。この機動的な体制が、相談者に受け入れられるものと信じています。

本年もよろしくお願い致します。   謹白

追伸
昨年は、写真の個展を開催する予定でしたが、震災のために諦めました。今年から、じっくり腰を据えて、八ヶ岳の取材に取り組んでいこうと思っています。

新人弁護士紹介

弁護士 土井川哲也

本年より当事務所において弁護士としての第一歩を踏み出すこととなりました土井川哲也と申します。栃木県那須塩原市に生まれ育ち,早稲田大学法学部卒業,東京大学法科大学院修了の後,新第64期司法修習生として山形での実務修習を経て,この度の弁護士登録に至りました。栃木、東京、山形と転々と過ごしてきましたが、それぞれの場所での経験や人とのつながりは、現在の自分を形作っている大切な要素となっています。横浜での生活は初めてですが、大都市でありつつ人と人とのつながりの感じられる素敵な土地で、弁護士としての第一歩を踏み出せることを嬉しく思っています。

私が弁護士を志したきっかけは、「困っている人の力になりたい」という素朴な気持ちからでした。身近な人々のトラブルを目の当たりにしても、知識も経験も有しない自分には、それらのトラブルを根本から解決し、安心をもたらすことはできず、無力感を感じるばかりでした。そんな頃、弁護士の方の職務を拝見した際に、来所の際とは打って変わって心から安心した表情で帰って行かれる依頼者の方の表情を見て、安心を提供することのできる「力」を有する弁護士となることを志すようになりました。

そして、 修習を終えた今、乏しい経験ながら感じることは、依頼者の方々の感じられる安心、あるいは解決に対する納得は、型通りに捉えられるものではなく、一人ひとりに形が違うものだということです。法律問題が生じる場面においては、表面的に問題となっている権利や利益のみを意識するだけでは事の本質を捉えきることができず、問題の周辺事情や人間関係等を加味してはじめて事の本質に至る、といった状況が多くあるように思います。ただ表面的に権利利益の実現を図るだけではなく、一件一件の案件において、依頼者の方と真摯に向きあうことを通して問題の本質を捉え、何が根本的な解決なのか、当事者の今後も踏まえて何がベストの解決なのかを意識し、解決した後にも納得していただける職務遂行をしていきたいと考えています。

このような職務遂行は、書面とにらめっこすることだけではなく、弁護士の職務が「人対人」の関係であることを意識することで実現されるものだと考えます。専門知識を常日頃練磨していくことは当然のこととして、自らの人間性も磨き、深めていくことも意識していきたいと思います。

また、私達が司法試験を受け、司法修習を経てきたのは、司法制度改革の真っ只中、法制度も年々変化している環境の中でした。そのような変化の中、自分が法曹として何ができるのか、何をすべきなのかを考えてきましたが、経験の乏しい身、いまだ明確な答えには至っておりません。しかしながら、大学院で今般の債権法改正について研究する機会を得た際に、債権法の現状を正しく理解することからスタートしたように、まずは足元から、目の前の職務を着実に遂行していくことを大切にして歩んでいきたいと思います。「平凡は妙手にまさる」との言葉にあるように、日々の着実な積み重ねこそが、変化の中にあってなお揺るがない柱になると考え、実践していく所存です。

至らぬところばかり、文字どおり駆け出しの「ひよっこ」の身ではありますが,明るく朗らかさわやかに、日々貪欲に研鑽を積んで参る所存でございますので,何卒皆様のご指導ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

弁護士 遠藤智子

この度,山本安志法律事務所の一員として弁護士の第一歩を踏み出すこととなりました遠藤智子と申します。東京都江戸川区の下町育ちです。明治大学法学部法律学科卒業,新潟大学大学院実務法学研究科(法科大学院)終了後,平成22年度の司法試験に合格しました。合格後は,新64期司法修習生として,新潟での実務修習を経験し,横浜弁護士会へ弁護士登録をするに至りました。

私は,幼いころから自分だけのためであると,なかなか全力で頑張れないタイプでした。しかし,人のためであると,100パーセント以上の力を出して頑張ろうとするタイプです。このような性格が幸いしてか,「困っている方の力になりたい」「人の役に立つ仕事がしたい」と思い立ち,弁護士という職業に自然と憧れるようになりました。弁護士を目指すと決意してからは,合格までの距離を分析し,こつこつと法律や実務法学を学んで参りました。

司法試験合格後の司法修習では,実際に自分の目で,裁判官・検察官・弁護士の働く姿を見て,刺激を受けました。依頼者のそばに,力強く寄り添う弁護士の姿を目の当たりにし,私も早く弁護士として働きたいという思いを強くしておりました。そして,司法修習生として,山本安志法律事務所を訪問しました。存在感が非常に大きくてパワフルな山本所長,緊張している私を優しく温かく迎えてくださった先輩弁護士,そして事務局の方々。親しみやすく気さくな雰囲気の事務所というのは,当所のような事務所をいうのだなと感じました。そのため,緊張というよりは安心の気持ちで横浜に参ることができました。

ようやく,弁護士として働くことができるようになり,今までを振り返ると,1つの出会いを思い出します。研修の一環で,法律相談に同席させていただいたことがありました。相談が終わった際に,学生だった私に声を掛けてくださった相談者の方がいらっしゃいました。私が必死にメモを取りながら考えている様子を見てくださったそうです。その方から,「弁護士になったあなたを待っている人達がいるから頑張るのよ。」と逆に励まして頂いたことがあります。その励ましの言葉が,受験生活を乗り越える原動力となり,今があるのだと思っています。弁護士として働き始めても,相談者の皆様から支えていただくことも多いのだろうと想像します。巡り合いを大切に,経験を積んでいきたいです。相談者の皆様の人生の重大な局面に関わることになるのですから,責任の重さを感じております。少しでも力になれるよう,頼って頂けるよう日々努力を重ねて参ります。

昨年は大震災という大きな出来事がありました。何が起こるか分からないという漠然とした不安感に日本中が襲われました。月日が経っても,連日報道されていた被災地の想像を絶する悲惨な映像が焼付いたままです。大震災を契機に,改めて人と人とが支えあうことの大切さと必要性を強く感じることができました。そして,やはり人は一人では生きられないのだと思いました。また,自分にできることは何だろうかとよく考えるようになりました。今後も何が起こっていくかは分かりません。これからの私に出来ることは,法律問題に関係する問題や悩みを抱えた皆さまをしっかりと支えていくことだと思っています。そのため,「困っている方の力になりたい」「人の役に立つ仕事がしたい」という初心を忘れず,日々研鑽して参ります。

これから,山本所長,先輩弁護士のご指導の下,一件一件お一人お一人を大切に取り組んでいきたいと思っておりますので,どうぞ宜しくお願い致します。

弁護士 天野正男

今年で弁護士6年目に入りました。
昨年あたりから,事務所のでご依頼を受けた事件のほかにも,悪質サイト被害対策神奈川弁護団,茶のしずく石鹸被害救済神奈川弁護団といった弁護団事件に参加させていただいたり,関東弁護士連合会で新たに立ち上げられた関弁連消費者問題対策委員会の委員としての活動,神奈川県地域自殺対策緊急強化交付金事業の一貫として弁護士会主催で実施する法律相談会等の企画立案,かながわ中央消費生活センターが実施している文書による法律の相談担当,横浜市消費生活センターでの研修会の講師など様々な公益的な活動にも携わらせていただくようになりました。そのため,昨年はかなり多忙な一年でした。

山本安志法律事務所には,様々な相談が多数寄せられております。一つ一つの相談に対して,その内容に応じた適切なアドバイスをさせていただくために必要とされる法律知識,一般常識,人生経験,それらを踏まえた自分自身の信念・・どれをとって自分としてはまだまだ足りないと感じます。これらの活動は今年に入っても継続するものがほとんどですが,こうした活動で学んだことが事務所でご依頼を受けた事件を進めていく上でも必ず役立ってくるものだと思いますので,引き続き頑張っていく所存です。

私は,どちらかというと保守的な性格だと思いますが,今年は,「ちょっとくらい背伸びをしてみてもいいのではないか」という気持ちで過ごして行きたいと思っています。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

弁護士 若井公志

昨年は大きな出来事がありました。当事務所も頭の中が空っぽになるまで揺れました。そのあとも,地面がずぅっと揺れているような感覚があって,夜もおちおち眠れない。これから,安心して食べられるものが手に入らなくなるかもしれない。外の空気だってもしかしてもう吸っちゃいけないのかもしれない。毎日の暮らしの前提のさらに前提ぐらいに思っていたことまでが根こそぎ覆されていくような心境でした。

一方で,揺れた当日に帰宅して家族と顔を合わせて第一声,「あぁ,よかった・・・。」と言い合えたとき,後日の混乱のさなか,久留米で弁護士をしている同期から,「万一のときは避難して来い。必要なことがあったら必ず頼れ。遠慮されるのが一番嫌だから。」とメールをもらったとき,正直に「ありがたい。」と思い,何と表現したらいいのか分からないけれど,穏やかなというかやさしいというか健やかなというか,透明感のある不思議な気持ちになりました。

あの出来事が起こってしまったことを肯定的に捉えることは決してできませんが,ひとつだけ,あの出来事をきっかけに,人とつながっていると実感できることが尊いものであると,素朴に思うようになっています。

弁護士 入坂剛太

昨年も,各種倒産申立・管財,不動産関係事件,交通事故,離婚,相続等幅広く手がけました。
中でも法人破産については,円滑な事業閉鎖,債権者・従業員対応,財産保全・処分,裁判所や管財人との協議・調整等,着手から終了まで適正かつスマートな処理を心がけて参りました。本年は,引き続き法人破産や管財等の取り組みを強化するとともに,破産等の清算型案件のみならず,民事再生等の再生型案件も手がけたいと考えております。弊所では,会社更生管財等,比較的大規模で専門的な倒産案件を手がけた経験が数多くあり,弁護士,事務局とも,十分にそのノウハウ生かすことができますので,是非ご相談ください。

このほか,昨年は難しい立証を要求される事案が複数あったのが印象的です。いずれも,ご依頼者様のご協力を得て,創意工夫を凝らした立証活動を行うことができました。皆様のお力添えに心より御礼申し上げます。
他の業務も尚一層精力的に手がけてゆく所存ですので,皆様どうぞよろしくお願いいたします。

弁護士 平川麻紀

昨年については、何といっても東日本大震災のことが思い起こされるのですが、私如きが今さら言うまでもないので、個人的な話題です。昨年8月、ドイツに行きました。ひょんなことから知り合いになった方のツテで、売切れのはずの音楽フェスのチケット(もちろん正規の)が手に入ったので、参加してきたのです。

当時、塩野七生氏著「ローマ人の物語」を読んでいた私は、「ゲルマン人に負けない体作りをして臨む。」と息巻いて筋トレに励みました。いろいろな人から「お前は何になりたいのだ。」とつっこまれながら。そして遂に迎えたフェス1日目、熱狂渦巻くモッシュピットへ…。一撃で軽々と吹っ飛ばされ、1曲もたずに後方へ退却。人種の壁はかくも厚く、高い。ゲルマン人に撃破されたローマ兵もこんな気持ちだったに違いない。

なお、会場にはいろいろな国の人が集まっているので、全員がゲルマン人というわけではありません。音楽はもちろんなでしこジャパン等の話題を肴にビールを飲み交わし、和やかに交流してきました。
結論、音楽に国境はない。しかし体格差は如何ともし難い。

弁護士 藤本創吉

息抜きや気分転換のためにも趣味の一つでも持った方がいいとも思うのですが、無精なせいかこれといった人に言える趣味がありません。ホームページ上の自分の弁護士紹介では「趣味はジョギング」なんて書いてありますが、弁護士になってからは全く走っていません。なので、人から趣味を聞かれると困ってしまいます。

昔はサーフィンなんかしちゃっていた時期もあったのですが、今は体力に自信もないし、最近よく人から勧められるゴルフには全く興味がないし・・・何かないかなと思っていたところ、登山好きな人と話す機会があり、子供の頃にずっと富士山に登ってみたいと思っていたことを急に思い出しました。忙しさに追われてばかりいると、やろうと思っていることをやれずに終わってしまうので、思い立ったが吉日、近いうちに富士山に登ってみようかと考えています・・・来年か再来年ぐらいに。

弁護士 和田真美

私の弁護士生活は,いつしか2年目を終わろうとしています。事務所には,すでに後輩弁護士がいるものの,所詮,私もまだまだ新米。数々の悩ましい案件に思考を巡らせては,悶々と四苦八苦する毎日を送っております。こんな私の疲れを日々癒してくれるのは,結婚して間もない夫…では無く,夫の連れ猫,ゴマオです。

ゴマオは,私が仕事から戻り玄関を開けると,もうそこに鎮座しています。そして,靴を脱いで玄関を上がる頃には,すくっと立ち上がり,「こっちへこいよ」といわんばかりに,振り向きながらの軽快な足取りで,私をリビングへと誘います。帰宅後の夜のひとときは,ゴマオにとって,長い一日の終わりではなく,待ちに待ったお楽しみの始まりなのです。しかしながら,平日の私にとっては,もはやゴマオの相手どころではなく,明日のため,淡々と寝る態勢の準備に取り掛かるしかありません。

それでも諦めずに「猫知恵」でちょっかいを出し続けてくるゴマオ。トイレやお風呂場など,私の行く先々で,「出待ち」をしているゴマオ。ゴマオの存在そのものが,私に大きな安らぎと癒しをもたらし,無意識のうちに私を日々のストレスから解放してくれるのです。

弁護士 村井 寛

ようやくというべきか早くもというべきか,兎にも角にも当事務所に入所して1年が経ちました。この1年を振り返ってみて強く感じるのは,弁護士として携わる事件の解決には,始めから定まった正解も唯一の正解も存在しないということです。相談に見える方はそれぞれに固有の事情の下で固有の悩みを抱えています。ほかの方に効いたからといって同じ方法が通じるとも限りませんし,状況は刻一刻と変化してゆきます。そうした中で適切な解決策を探るには,やはり,ひとつひとつの事件と丁寧に向き合う以外に近道はない,との思いを強くした1年でした。流れ作業という訳にはいかない面では苦労も少なくありませんが,それこそが弁護士の職務の妙味であるとも感じています。

「良い弁護士なんていうものはいない。あるのは,その事件にとって良い弁護士だったかどうかだけだ。」これは,かつて恩師から言われた言葉です。1年後,2年後と振り返ってみたときに,良い弁護士として接することができたといえる事件をひとつでも多く積み重ねられるよう,着実にひとつひとつの事件に取り組んでいくことが目下の目標です。

<お題> 震災後感じたこと

TAMURA

これまで、身軽な人生を謳歌してきたつもりでした。でも、部屋の中を見渡すと、いつのまにか要らない物の住み処に。あぁ〜!なんということでしょう
震災後、生きるために必要な物は、そんなに多くはないんだということを痛感しました。それよりも、「柔軟な頭=生きぬく知恵」のほうが重要です。どんな場面でも、動じない強い心も必要かもしれません。シンプルに生きる!を目指して、残りの人生、精進します。

HAMADA

人生、何が起きるかわからないものです。それに対処するための備えの大切さを再認識しました。備えには色々あるように思います。家族、親戚、職場、電気、食料等々。そして、常日頃から、自分が当事者でなくても支え合うという気持ちの面、これも私は整備しなくては。

AOYAGI

小さい子供がいるので、震災の時は家族が無事かどうかが一番心配でした。いつ何が起こるかわからないと思い、家族と連絡が取れない場合は、何処に行ったらいいのか、何処を探したらいいのかなどを話し合いました。家族の大切さや、事前に話し合っておくことの大切さを感じました。

YABE

夏は節電に心がけ、冷蔵庫は冷気を逃さないカーテンをして、エアコンの効率をよくする為、扇風機が大活躍でした。
現在、街中は節電中に比べてイルミネーション花盛りで綺麗ですが、電力不足の節電はしなくていいの?と思っているこの頃です。

KOITA

「あったほうがいいんだろうね。」と、どこか他人事だった「防災リュック」を準備しておくようになりました。ただ、これもあれもと入れすぎて、肝心な非常食が手薄になっている気が・・・。遊びじゃないんだよ!と自分に、を入れながら、またいつ来るか分からない災害に備えたいと思います。

YOSHIDA

儚さ、逞しさ、優しさ、本当に必要なもの、自然の偉大さ、自分の無知や無関心さ…様々なことを深く考えさせられました。また三日坊主がちだった私に渇を入れてもくれた様です。何はなくとも体力!と運動習慣が続いています。非常用の食料や水と一緒に、心と身体も備えておきたいと思います。

TAKIGUCHI

深夜営業のお店、手をかざせば水が出てくる自動水栓など、便利・快適な生活に慣れてしまっていましたが、電気不足を経験し、多少暗くても、多少不便でも、慣れればどうってことないものです。外国に行くとそれが当たり前なので、これまでの生活を見直す、いいきっかけになりました。