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タイトル破たん主義
記事No5904
投稿日: 2015/02/21(Sat) 10:36
投稿者匿名
教えてください。
最近、調停員や裁判官等、家裁の内部の方々にも破たん主義を採用する方が増えているように感じます。
そのため、有責配偶者からの離婚請求でも「もう別れたらどうか」と無責の側が説得されることがあります。
愛人と長年生活をして子供を作ってしまったり、酷いことをすればするほど破たんが認められて、有責側からの離婚が通りやすいのであれば、やったもの勝ち、ということになります。
気持ちが離れてしまったらやり直すことが困難なので、その分を慰謝料や養育費で補う、という流れなのだと感じます。
けれど、日本では離婚による慰謝料が低額で、離婚後の扶養も充実していません。
家裁での決定を無視して支払わなくても、ほとんど罰則がなく、債権の回収も債権者の責任と金銭で賄わなければなりません。
自分の子供なのに、養育費を払わなくなる人は8割もいると聞きます。
何か、手立てはないのでしょうか?

タイトルRe: 破たん主義
記事No5906
投稿日: 2015/02/21(Sat) 13:06
投稿者山本安志
有責配偶者からの離婚請求が認められる要件は3つです。

未成年の子がいないこと

夫婦の同居期間をはるかに超える期間が経過したこと

離婚によって、相手の経済状態が酷くならないこと

この要件を満たすのはなかななか難しいと思います。

この要件にあたるか検討してみてください。

タイトルRe^2: 破たん主義
記事No5914
投稿日: 2015/02/23(Mon) 00:56
投稿者jun

> 夫婦の同居期間をはるかに超える期間が経過したこと

これは最近は夫婦の同居年数はあまり関係ないようで、5年でクリアできるようですね。それを見越して作出すを指導する弁護士もいるようです。

> 離婚によって、相手の経済状態が酷くならないこと

離婚時に決められたことも守られないことが多いと聞きました。
裁判官が離婚を決めたのだから取り立てまでしっかり責任持ってほしいですね。

タイトルRe^3: 破たん主義
記事No5917
投稿日: 2015/02/23(Mon) 12:49
投稿者山本 安志
5年でクリアできることはありません。

未成年の子がいる場合は、かなり難しいと思っています。

でも、長期化すれば、裁判官から、離婚に向けた話し合いを

勧められることも多いです。

離婚時に決めたことが、守られないことや、その予想が

はずれ、悔しい思いをしたことは、私も何度もあります。

でも、その段階で、できる手段を尽くすのみかと

私は、思っています。

タイトルRe^4: 破たん主義
記事No5918
投稿日: 2015/02/23(Mon) 17:46
投稿者まゆ
山本先生のような良心・倫理観をもった弁護士の先生ばかりだといいのですが・・・。
元夫は最初、愛人の存在を隠して性格の不一致によって長年別居していると申し立てました。
こちらが愛人について陳述すると、あきれるような詭弁で否定しました。こちらからの提出書類で隠しきれなくなると今度は、「別居後に知り合った相手だ」と言ってきました。
偶然、事実を裏付ける証拠がこちらにあったので、元夫の嘘がばれてこちらの言い分が採用されましたが、それを提出するまでは、不倫の事実さえ否定してきました。
あちらの代理人の作戦だと思われますが、人間性を疑いました。
それで離婚も仕方がないのかと感じたのですが・・・。
DVや悪意の遺棄等、有力な証拠のなかった事柄に関しては、最後まで事実を認めませんでした。(子供の怪我すら「記憶にない」と言われ、診断書をとっていなかったので悲しい思いをしました)

離婚時に相手方が申し出た約束も、一切守られませんでした。
人を見る目がなかったのは自己責任なので、これからも子供との生活を守るために仕事を続けて、なんとか慰謝料も回収できればと思っております。

タイトルRe^5: 破たん主義
記事No5919
投稿日: 2015/02/23(Mon) 18:48
投稿者山本 安志
がんばってください。