タイトル | : 賭博 |
記事No | : 5851 |
投稿日 | : 2015/01/30(Fri) 10:19 |
投稿者 | : 匿名 |
身内の女性が離婚することになりました。 平穏な生活を送っていた彼女のところに、金融業者から借金の督促の電話がかかってくるようになりました。夫を問い詰めて、賭博による借金を返せなくなっていたことがわかりました。彼女は夫と話し合い、今後二度と賭博に手を出さないと約束させて、結婚生活の再構築を図りました。負債は大学卒業以来フルタイムで働き続けていた彼女の貯蓄で賄いました。(約1500万円です) 半年後再び金融業者からの電話があり、夫が賭博をやめていなかったことが判明し、彼女はその時点で離婚を決意しました。 その時にもめて、DVを受け、憔悴した彼女は診療内科に通院しながら仕事を続けていました。 夫は督促から逃げて実家や友人の家に泊まり、結局裕福な夫の実家が借金の穴埋めをすることが決まりました。 夫の側は、彼女が離婚を言い出したのだし、お金がないから慰謝料はゼロで離婚に応じると言っています。立て替えてもらったお金は夫婦間のものなので、返す気持ちはないそうです。 幼い娘の親権は母親でかまわないそうです。 彼女の夫は外面が良いエリートで、体面を気にするので、同僚や共通の友人には「妻が子供ができても働き続けて家庭を大事にしない。帰宅も遅く異性の影もあるので気持ちが冷えてしまった」と説明しています。 あまりに酷い状況に、彼女はこれから弁護士に相談し、家裁に申し立てることを考え始めました。 裁判になってでも、離婚の原因がどちらにあったのか公正に判断してもらいたいそうです。これから先の人生で、もしも再婚などを考えたときのために自分の落ち度で離婚に至ったのではないことを明らかにしておきたい、またシングルマザーとして子供を育てるので経済的な補償も受けたいという理由です。 彼女の父親は、昔気質の人で、そもそもどちらの非か、という以前に裁判沙汰などということが恥だと言っています。戸籍にも裁判離婚という文字が残ります。 また、子供にとってはどちらの非でも悲しい事実に変わらないのだから、騒ぎ立ててはいけないというのです。 また、夫の有責を証明するのが困難なので、裁判しても勝てるとは限らない、まして彼女はいまお金がないので法テラスに依頼することになり、不利な立場にある、と諦めることをすすめられたそうです。 裁判などして、夫の会社にその事実が知れたら、彼は社会的な体面を失うので、子供の将来ためにはマイナスになる、という側面もあります。 (離婚しても子供にとっては父親なので) どのように行動するのが一番ダメージが少なくて済むのでしょうか?
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