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タイトル婚姻関係の破綻とは?
記事No2417
投稿日: 2008/03/18(Tue) 12:09
投稿者月子
奈落の底に突き落とされた状態です。
お忙しいところ恐縮ですがご助言下さい。

実は夫から離婚訴訟を提起され、先日判決が出ました。
どちらが有責とも言えないが、婚姻関係は既に破綻しており離婚を
認めるというものでした。
そしてその破綻の時期は調停の時期だといわれています。

今までの経緯を説明すると、
子ども(4歳)の病気治療のため夫には約2年前から単身赴任してもらっていました。

それまでは一貫して同居生活を送っていましたが、子どもが生まれた
直後から家庭内別居だったというのが夫の主張です。
その理由は、結婚当初から私が暴言を吐いたり、夫の仕事への理解が
少なかったり、家事を強制的に手伝わされたことが原因とのことです。(事実に反する内容です)

確かに結婚当初は、お互いの生活のすり合わせで衝突することも多く、
喧嘩もそれなりにしましたが、仲良く楽しい時を過ごしてきました。だからこそ子供を授かり出産をしています。
しかし、私が里帰り出産をしている際、夫は”妻がいない生活が
楽なことに気づき離婚を決意したそうです。

子どもが4か月のころから夫は給与を家庭に入れないことがあったり、
借金をしたり・・・好き放題していました。
そのような中でも、私は仕事を増やして生活費を補い、決して順風で
はないにしても、それなりになんとか夫を含めた家庭生活を維持して
きました。

それが、ある日またもや完全に給与の振込口座を夫が勝手に変更して
しまい、全く生活費が家庭に入ってこなくなりました。
話し合いをしましたが、埒が明かず、その数ヶ月後夫から離婚調停を
申し立てられ、それに合わせて私からも円満、婚費の調停を
申し立てました。

調停の中でもお互いもう一度努力をする方向に話が傾いた時期も
ありましたが、そうこうしているうちに夫は不貞をはじめてしまい、
不調に終わってしまいました。

その数ヶ月後、夫の単身赴任が決まり、その赴任先に不貞相手が
転がり込む形で同居されてしまい、それを機に訴訟が提起され、
現在に至っています。

調停の申し立てから単身赴任までは1年弱です。

家庭内別居だったと夫は主張していますが、私は夫の身の回りの世話
(掃除、洗濯、炊事)をしていましたし、夫の単身赴任用の荷づくり
も行い、単身赴任先にも泊まりがけで遊びに行っています。

それでも、離婚調停が夫の申し立てにより行われていた事が「破綻」
をあらわしてしまうのでしょうか?
そうであれば訴訟をする意味なんてなくなってしまいませんか?
どうしてもその辺が理解できません。

私からしてみれば調停中とはいえ、同居しながら私の仕事の時
など、子どもの面倒を夫はよく見てくれて、互いに助け合いながら
育児を行う等、「回復をしがたいほどの破綻」とはほど遠いもの
だったと思っております。
そこに第三者(不貞相手)が現れ、次第に夫の離婚への気持ちが
固まってしまったのです。
夫が主張している様々な理由は、楽しかったことまでなかったことに
なってしまっており、非常に悲しみを覚えています。

一方が離婚の意思表明さえしていれば(調停の申立て等)、同居中で
も第三者と交際しようが、有責配偶者とはならず、婚姻破綻が認めら
れてしまうのでしょうか?
判決文の中には、夫がその相手と同居している以上、もとには戻ら
ないから・・・とも書かれています。
好き放題することが、かえって有利に働くなんて信じがたい結果
です。

「婚姻破綻」とは、どのような状態だと先生はお考えでしょうか?
お忙しいところ恐縮ですが、お聞かせいただけたら幸いです。
よろしくお願いします。

タイトルRe: 婚姻関係の破綻とは?
記事No2418
投稿日: 2008/03/19(Wed) 11:53
投稿者山本安志
婚姻関係が破綻をしていることはたぶん争うことは
できないかと考えます。
ただ、破綻が生じる前に不貞があったのかが争点に
なるものと思われます。
よく、担当した弁護士さんと話し合い、控訴するか
検討されたらどうかと思います。

タイトルRe^2: 婚姻関係の破綻とは?
記事No2420
投稿日: 2008/03/19(Wed) 13:16
投稿者月子
早々のお返事ありがとうございます。

> 婚姻関係が破綻をしていることはたぶん争うことは
> できないかと考えます。

これは何故でしょうか?
どちらか一方が離婚の意思を表明した時点で"破綻”となるということでしょうか?

> よく、担当した弁護士さんと話し合い、控訴するか
> 検討されたらどうかと思います。

控訴をする際、弁護士の先生を変えるかどうか迷っているところも
あるので、ご相談させていただきました。

タイトルRe^3: 婚姻関係の破綻とは?
記事No2423
投稿日: 2008/03/19(Wed) 17:12
投稿者山本安志
すいません。
一般的には、破綻は比較的認められやすいのです。

でも、あなたが、強く復縁を求めているとか
幼い子供がいるとかで、離婚の請求を認めるのが
均衡を欠く場合などは、破綻していないという理由で
離婚請求を棄却することがあります。

具体的事情がわからないので、なんともいえませんが、
裁判官は、離婚もやむを得ないという心証だったのでしょうか。

時間があまりないでしょうが、あなたが担当した弁護士や
第三者の弁護士に判決文を見て、相談されてみたらどうでしょう。

一般的には、不貞を立証するのが、よいとは思います。

タイトルRe^4: 婚姻関係の破綻とは?
記事No2432
投稿日: 2008/03/24(Mon) 10:53
投稿者月子
山本先生、
いつもありがとうございます。

> 一般的には、破綻は比較的認められやすいのです。

そうなのですね。
一方的に離婚を求められ、同居中にもかかわらず秤量攻めにあい、
それでも私はパートを掛け持ちし、食費光熱費を全面的に負担し、
家事育児もすべて(夫のものも)行い関係改善に努力をし続けてきたのに、
夫の強い離婚の意思と既に女性と同居していることを理由に簡単に破綻を認められてしまいました。

やはり世の中は「やった者勝ち」なのか・・と司法に絶望しています。
このようなことでは、法的安定性も何もなく婚姻制度そのものの崩壊であり、
危なくて女性は子供を安心して産めません。
家庭のためにキャリア、経済的自立を捨てざるを得なかった結果がこれですから・・・・

すみません。
ここで愚痴を言っても仕方のないことですが、これ以上私のような思いをする女性が増えて欲しくなくて・・・・

> でも、あなたが、強く復縁を求めているとか

ええ。求めています。
夫へ充てた数々のメールも証拠として出していますし、
夫が単身赴任先で女性と同居する前には泊まりがけで遊びにも
行っています。
しかし裁判官は「夫婦としての交流がなくなったとしても、すぐに没交渉や敵対的となるわけではない・・・」と
全面的に否定されてしまいました。

調停が不調になった後、単身赴任をする際、当初は夫が家族3人で赴任する予定で、
夫は会社に家族用の社宅依頼書を提出しています。
それを証拠で出しているにもかかわらず、
それさえも採用してもらえず、夫の証言のみで、調停中に破綻したとされています。

> 幼い子供がいるとかで、離婚の請求を認めるのが
> 均衡を欠く場合などは、破綻していないという理由で
> 離婚請求を棄却することがあります。

子どものためにもそのような事情も考慮していただけることを
強く望みます。

> 具体的事情がわからないので、なんともいえませんが、
> 裁判官は、離婚もやむを得ないという心証だったのでしょうか。

そうです。
こちら側は客観的と思える証拠をいくつも提出しているにもかかわらず、
判決文の中にもそれらを考慮したような箇所はほとんどと言ってよいほどなく、
夫の嘘、誇張だらけの証言を全面的に採用しているのです。

> 一般的には、不貞を立証するのが、よいとは思います。

これが出来ればよいのでしょうが、難しいのです。

裁判、いえ、離婚裁判ってこんなものなのでしょうか?
控訴審ではしっかりと審理してもらえるのでしょうか?
適当に扱われ、またもや離婚判決となるのではないか・・・と心配です。
私のケースが・・・という個別的な問題ではなく、控訴審で判決が覆る可能性はあるものなのでしょうか?

何分にも経済的にも困窮しており、夫の転勤で来た土地なので
頼れる親類知人もいない中、4歳の子供を抱えての生活は苦しく、
弁護士費用にもあまりお金を費やせる状態ではありません。

山本先生のご好意に甘え、このような掲示板でしつこくご質問してしまうことをお許しください。

タイトルRe^5: 婚姻関係の破綻とは?
記事No2435
投稿日: 2008/03/24(Mon) 11:39
投稿者山本安志
法テラスに相談されることを勧めます。

控訴審はやってみないとわかりませんが、
控訴するしかないでしょう。

タイトル逆転判決
記事No2452
投稿日: 2008/03/30(Sun) 03:22
投稿者まだ妻です
そんなに気落ちしないで下さいね。
私は地裁で敗訴しましたが高裁で逆転勝訴しました。
ご参考になれば幸いです。

> 一方的に離婚を求められ、同居中にもかかわらず秤量攻めにあい、
> それでも私はパートを掛け持ちし、食費光熱費を全面的に負担し、
> 家事育児もすべて(夫のものも)行い関係改善に努力をし続けてきたのに、
> 夫の強い離婚の意思と既に女性と同居していることを理由に簡単に破綻を認められてしまいました。

地裁はありがちです。私もそうでした。
下級審は離婚を認める傾向にあるからです。
しかも、裁判官が一人なので、心象で結論を決めて(離婚させる)から理屈を書いていたりするものです。月子さんが、どのような心象を裁判官に与えたかは大きいです。
努力を続けた・・と言いつつ、夫の悪口に聞こえるような書き方などをしているとアウトになります。

> やはり世の中は「やった者勝ち」なのか・・と司法に絶望しています。
> このようなことでは、法的安定性も何もなく婚姻制度そのものの崩壊であり、
> 危なくて女性は子供を安心して産めません。

まあ、子供は養育費でなんとかしろっていう考え方する人も、実際多いですよね。
でも、そうではありません、月子さんの主張の仕方、心象形成に問題があります。
弁護士だけの責任でもありません。弁護士も書面も含めた月子さんの心象です。
また弁護士は、よく選ばないと、素人には気づきにくい法律事務を通して離婚させるように活動してしまう弁護士というのは実際います。

> 家庭のためにキャリア、経済的自立を捨てざるを得なかった結果がこれですから・・・・

こういう気持ちは、自然と訴訟活動や尋問で顕れます。
キャリアを捨てるか否かは貴方の判断で、夫のせいではありません。(夫に頼まれたとしても、貴方の判断です)
それに、そういう問題は慰謝料で解決しろと裁判官は考えると思います。全く夫婦円満への方向とは考え方がそもそも逆行しています。
そういう恨みがましい匂いを裁判官が察知すれば、夫婦で居ても、うまく行くわけない=離婚させる、との結論を裁判官は考えてしまいます。
私の経験ですが、専業主婦の場合は特に、裁判官は、本当の意味で夫婦円満を望んでいるのか、生活費目的ではないか、などをしっかり見抜きます。

> すみません。
> ここで愚痴を言っても仕方のないことですが、これ以上私のような思いをする女性が増えて欲しくなくて

お気持ちは、とてもよくわかります。
でも、控訴審は3人ですから。3人で協議して決めてくれます。

> > でも、あなたが、強く復縁を求めているとか
> ええ。求めています。
> 夫へ充てた数々のメールも証拠として出していますし、
> 夫が単身赴任先で女性と同居する前には泊まりがけで遊びにも
> 行っています。

ちゃんと証拠で提出されていますか? 
メールは書き換えることができるので、泊りがけで遊びに行ったことや頻度も重要かもしれません。
調停も、破綻と評価する裁判官も居れば、真摯に夫婦円満に努力した、と評価してくれる裁判官も居ます。そのように月子さんも主張しないと駄目です。

> しかし裁判官は「夫婦としての交流がなくなったとしても、すぐに没交渉や敵対的となるわけではない・・・」と
> 全面的に否定されてしまいました。

この文言だけに関すれば、裁判官は全面否定しているようには読めませんが??・・・の部分に、否定するような理由が書いてあるのではないですか??

> 調停が不調になった後、単身赴任をする際、当初は夫が家族3人で赴任する予定で、
> 夫は会社に家族用の社宅依頼書を提出しています。
> それを証拠で出しているにもかかわらず、
> それさえも採用してもらえず、夫の証言のみで、調停中に破綻したとされています。

夫の証言のほうを採用した、というだけのことです。
それを控訴審でひっくり返すような材料なり主張をしたほうがいいと思います。証拠も、その理由(証言)次第で解釈は分かれますし評価も異なってくるのです。
証拠のうちのどれを採用するかも裁判官次第なので・・・。

> > 幼い子供がいるとかで、離婚の請求を認めるのが
> > 均衡を欠く場合などは、破綻していないという理由で
> > 離婚請求を棄却することがあります。
> 子どものためにもそのような事情も考慮していただけることを
> 強く望みます。

子供のこと+月子さん自身の夫への想い 、特に、、、愛人は責めてもいいですが夫を責めると「じゃ離婚すれば」となってしまうと思います。なので、不倫はとても悲しいけれど、不倫する前にいろいろ夫婦で話し合って欲しかったけれども、でも、私にも至らぬところがあったのかもしれないと思い、いろいろこのような努力はしました、と具体的なことを陳述したほうがいいと思います。

> こちら側は客観的と思える証拠をいくつも提出しているにもかかわらず、
> 判決文の中にもそれらを考慮したような箇所はほとんどと言ってよいほどなく、
> 夫の嘘、誇張だらけの証言を全面的に採用しているのです。
> > 一般的には、不貞を立証するのが、よいとは思います。
> これが出来ればよいのでしょうが、難しいのです。

これは頑張ってでもしなくちゃ駄目です。破たん前の不倫を立証したほうが離婚で勝てる確率は格段に上がります。
不貞が証明できれば4歳なら別居年数も短いようだし・・・。
愛人に会いに行って、貴方も女性なら浮気されたくないでしょ?などと話してるとこでも録音すれば??養育費払い続ける夫より独身男性じゃ駄目なの?別にその会話で別れてくれなくてもいいから不倫の証拠になるように話せば??なるべく不倫開始の時期を聞けば??わざと古めに3年前からの不倫よね?とか、適当にカマかけて聞けば??


> 裁判、いえ、離婚裁判ってこんなものなのでしょうか?
> 控訴審ではしっかりと審理してもらえるのでしょうか?
> 適当に扱われ、またもや離婚判決となるのではないか・・・と心配です。
> 私のケースが・・・という個別的な問題ではなく、控訴審で判決が覆る可能性はあるものなのでしょうか?

はい、あります、私は地裁では負けました。不倫の証拠がでていても、負けました。なので、気落ちせず、頑張ってください。


> 何分にも経済的にも困窮しており、夫の転勤で来た土地なので
> 頼れる親類知人もいない中、4歳の子供を抱えての生活は苦しく、
> 弁護士費用にもあまりお金を費やせる状態ではありません。

弁護士が居ても居なくても、必要性を見落とさず、丁寧に主張して陳述すれば、勝つときは勝ちます。弁護士が居ても、負けるときは負けます。
個人的には離婚事件で勝訴するには、性格の不一致での破綻だと難しいので、なるべく不倫を立証して、未成熟子がいるので離婚は認めない、の理論に持っていったほうがいいと思います。
あとは、月子さんの夫への真摯な夫婦円満を願う心情が裁判官に伝わるか・・・につきると思います。
お子さんのために・じゃなくて、月子さんのために頑張って欲しいと思います。

タイトルRe: 逆転判決
記事No2459
投稿日: 2008/03/31(Mon) 19:41
投稿者山本安志
やはり、不貞を立証するとの結論は
私は賛成です。

タイトルRe: 逆転判決
記事No2463
投稿日: 2008/04/01(Tue) 00:57
投稿者月子
山本先生、並びにまだ妻さん、どうもありがとうございます。
ここ1週間ほど体調を崩し寝込んでいましたが、まだ妻さんの投稿を読み、
少し元気が出てきました。

>月子さんが、どのような心象を裁判官に与えたかは大きいです。
> 努力を続けた・・と言いつつ、夫の悪口に聞こえるような書き方などをしているとアウトになります。

私は夫を今でも本当に愛していますので(こんなことをされても?と良く言われますが、こればかりは理屈ではないのです)
あまり夫のことは悪く思えないのです。
しかも、色々とだらしの無いところのある人ですが、本当はとても優しい人であることを誰よりも
私がわかっているからかもしれません。付き合いが長いので・・・・
だから悪口となるようなことは書いてもいませんし、私の否はそれはそれで認めています(これがいけないのでしょうか?)

> > このようなことでは、法的安定性も何もなく婚姻制度そのものの崩壊であり、
> > 危なくて女性は子供を安心して産めません。
> まあ、子供は養育費でなんとかしろっていう考え方する人も、実際多いですよね。
> でも、そうではありません、月子さんの主張の仕方、心象形成に問題があります。

誤解を招くような書き方をしてしまいましたが、これはあくまでも第三者の司法に対して思っていることで、
当事者である夫とは全く別次元の話だと思っています。
夫婦の間に正論は存在しないことはよくわかっていますから・・・

> > 家庭のためにキャリア、経済的自立を捨てざるを得なかった結果がこれですから・・・・
>
> こういう気持ちは、自然と訴訟活動や尋問で顕れます。

これも夫にではなく、現在の社会情勢を考慮して司法のあり方を問うた時、思ってしまう感情で、
夫に対しての感情とは別です。
しかし、このような私の疑問が、ところどころに如実に現れているのかもしれませんね。
ご指摘ありがとうございます。


> > > でも、あなたが、強く復縁を求めているとか
> > ええ。求めています。
> > 夫へ充てた数々のメールも証拠として出していますし、
> > 夫が単身赴任先で女性と同居する前には泊まりがけで遊びにも
> > 行っています。
> ちゃんと証拠で提出されていますか? 
> メールは書き換えることができるので、泊りがけで遊びに行ったことや頻度も重要かもしれません。

ええ。出していますし、泊りがけで遊びに行ったことは夫も認めており、訴訟中ですが
夫自身が我が家へ泊まりに来たことも夫は認めていても駄目なようです。
それが裁判官の言う「夫婦としての交流がなくなったとしても、すぐに没交渉や敵対的と
なるわけではない・・・」なんだと思います。
ちなみに、・・・の後には理由は無く、"だから既に破綻している"と結論付けられています。

>証拠も、その理由(証言)次第で解釈は分かれますし評価も異なってくるのです。
> 証拠のうちのどれを採用するかも裁判官次第なので・・・。

会社に提出した文章なので客観性は高いものだと思うのですが、
夫は「後から人数を減らすことはいくらでも出来るので、
とりあえず3人ということで提出した」と主張しており、その主張が採用されているようです。
そうだとしたら、何の証拠を出しても意味がなくなってしまう気がするのですが、
なんだか裁判ってなんなんだろう・・・と思ってしまいます。
やはり結論先にありき。なのですね。
しかも裁判官の心証といえば聞こえが良いですが、憶測にしか過ぎない気がしてなりません。

> 子供のこと+月子さん自身の夫への想い 、特に、、、愛人は責めてもいいですが夫を責めると「じゃ離婚すれば」となってしまうと思います。なので、不倫はとても悲しいけれど、不倫する前にいろいろ夫婦で話し合って欲しかったけれども、でも、私にも至らぬところがあったのかもしれないと思い、いろいろこのような努力はしました、と具体的なことを陳述したほうがいいと思います。

これもこのような結果からすると十分ではないのかもしれませんが、しているんですよ。
現に訴訟前に愛人には内容証明も送っていて、別れてくれれば慰謝料は請求しない・・・とまで
言っていて、それを無視されたので、調停まで行っています。
自分の至らなかったところへの反省と、夫への思いも述べてきました。

> これは頑張ってでもしなくちゃ駄目です。破たん前の不倫を立証したほうが離婚で勝てる確率は格段に上がります。

そうなんでしょうが、女性が夫と私の居住地に転居してきたことがわかる、住民票の異動日が調停中なんです。
そして私が握っている不貞の証拠も調停中のもの。
絶対にそれよりも前からの関係だと思うのですが、証明しようが無いのです。

> 個人的には離婚事件で勝訴するには、性格の不一致での破綻だと難しいので、

すみません。これは、性格の不一致で訴訟を提起すると離婚容認が出る可能性が高いということでしょうか?

> あとは、月子さんの夫への真摯な夫婦円満を願う心情が裁判官に伝わるか・・・につきると思います。

高裁でも裁判官に訴える機会があるのでしょうか?
もう少し感情的になったほうが良いのでしょうか?
性格的に感情論で訴えるよりも、どうしても理論的に訴えようとしてしまいます。
だから冷めているように見られてしまうのかな・・・・

夫への思いがあるが故に、この訴訟によって戻ることが出来ないほど関係が壊れてしまうのが恐く、
全くといっていいほど攻撃的な姿勢を見せませんでした。
事実と異なることは否定をしましたが、あまりにもくだらない内容で私のことを否定してくるときは、
あえて大きく反論しませんでした。
それがいけなかったのでしょうか・・・・
でも、あまり反論ばかりすると関係が壊れてしまいそうなのが恐くて・・・・・

いったいどういう方向性で控訴すればよいのか・・・・
まだ妻さんは、どのように主張されましたか?
この場をお借りして教えていただければ幸いです。

タイトルちょっとハッキリ書きますが・・・
記事No2464
投稿日: 2008/04/01(Tue) 22:57
投稿者まだ妻ですが。

> ここ1週間ほど体調を崩し寝込んでいましたが、まだ妻さんの投稿を読み、
> 少し元気が出てきました。

しっかり心療内科で診察を継続しておくことをおススメします。
愛人への慰謝料請求のとき、有利になります。慰謝料UPに反映する可能性が高いです。精神科より心療内科のほうがいいと思います。


> 私は夫を今でも本当に愛していますので(こんなことをされても?と良く言われますが、こればかりは理屈ではないのです)

お気持ち、よくわかります。
しかし、月子さんは、少し、人の話の聴き方、受け止め方に注意力が足りないところがあるようです。
あのね・・人の内心って意外と、言動に顕れてしまうものです。裁判官は判決を書くとき、書面や尋問などから、心象も含めて評価してしまいます。なので、月子さんが裁判官から、どのように見えているかは、不倫の証拠がないなら、尚の事、破綻主義傾向が強い下級審では判決に影響を及ぼすと私は思います。
例えば、上記の月子さんの書かれた文章を、どのように受け止めて聞くかというのは、いわゆる裁判官の評価=離婚を認めるか否か・・・につながると思います。
つまり「こんなことをされても?」と月子さんに言った人は、月子さんから、いろいろ事情を聞いた会話の続きで「こんなことをされても?」と月子さんに言っている・・・と、私なら、そう受け止めます。
つまり、他人が月子さんに『こんなことをされても?』と聞き返したくなるようなことをする夫・・・だと、月子さん自身が話をしているのだということが、上記文章からは読み取れます。しかし、これは私の月子さんへの評価なので、誰しもが上記月子さんの文章から私と同じことを感じるわけではないのです。裁判官が何を感じて、どう評価するかも、似たような部分があるのです。

> あまり夫のことは悪く思えないのです。
> しかも、色々とだらしの無いところのある人ですが、本当はとても優しい人であることを誰よりも
> 私がわかっているからかもしれません。付き合いが長いので・・・・
> だから悪口となるようなことは書いてもいませんし、

直接、書いてあることだけを裁判官は評価するのでなく、尋問や書面や心象、全ての総合で「みえるもの」も評価しています。

> 私の否はそれはそれで認めています(これがいけないのでしょうか?)

判決文を見ないと答えられません。判決文のどこかに、そうとわかるような記述があるなら、そうでしょう。

> > > このようなことでは、法的安定性も何もなく婚姻制度そのものの崩壊であり、
> > > 危なくて女性は子供を安心して産めません。
> 誤解を招くような書き方をしてしまいましたが、これはあくまでも第三者の司法に対して思っていることで、
> 当事者である夫とは全く別次元の話だと思っています。
> 夫婦の間に正論は存在しないことはよくわかっていますから・・・

私は、月子さんの書いた意味を誤解して書いてはおりません。夫に対して書いたというふうに解釈して私は意見を書いていないのです。まず、ここに月子さんの私の意見の聞き方が正確でない・・という問題点があることにお気づきですか??
上記の月子さんの文章で私が読み取れることは、月子さんは、自分の地裁判決ひとつの結果で「このようなことでは、法的安定性も何もなく婚姻制度そのものの崩壊であり、危なくて女性は子供を安心して産めません」と、論理が飛躍する意見を持つ人だ・・ということです。地裁判決が必ずしも正しいとはいえません。単に、ひとつの評価というだけです。それなのに月子さんは婚姻制度そのものの崩壊・・とまで論理が飛躍しています。この極端な解釈をする性格的な部分を裁判官は見逃さないと私は感じてしまいます。月子さんが気がついていないだけで、裁判官はいろいろな側面を観察した上で判決を書きます。でも、必ずしも裁判官がいつも適切な判決を書くとは限りません。法廷に現れた事実だけが評価の対象だからです。また裁判官も人間なので落ち度がないとはいえないのです。

>
> > > 家庭のためにキャリア、経済的自立を捨てざるを得なかった結果がこれですから・・・・
> > こういう気持ちは、自然と訴訟活動や尋問で顕れます。
> これも夫にではなく、現在の社会情勢を考慮して司法のあり方を問うた時、思ってしまう感情で、
> 夫に対しての感情とは別です。

・・・・・。反論したいお気持ちはわかりますが、夫へ対しての感情と裁判官は判断する可能性のほうが高いです。私は月子さんの訴訟記録をみていないし、尋問も聞いていないので、実際の訴訟で、裁判官が上記一面を私と同様な感じ方をして判決に影響させたかどうかはわかりません。上記の私の意見は、あくまでも月子さんが、この掲示板で書かれた文章から私が読み取れることを書いただけです。

> しかし、このような私の疑問が、ところどころに如実に現れているのかもしれませんね。

私は月子さんの訴訟記録をみていないし、尋問も聞いていないので、実際の訴訟で、裁判官が上記一面を私と同様な感じ方をして判決に影響させたかどうかはわかりません。


> ええ。出していますし、泊りがけで遊びに行ったことは夫も認めており、訴訟中ですが
> 夫自身が我が家へ泊まりに来たことも夫は認めていても駄目なようです。
> それが裁判官の言う「夫婦としての交流がなくなったとしても、すぐに没交渉や敵対的と
> なるわけではない・・・」なんだと思います。
> ちなみに、・・・の後には理由は無く、"だから既に破綻している"と結論付けられています。


なるほどね・・・上記文から私が感じることは、裁判官は結論=離婚させる を決めてから判決を書いているから、そのような理由付けをしているように読めますよ。

> 会社に提出した文章なので客観性は高いものだと思うのですが、
> 夫は「後から人数を減らすことはいくらでも出来るので、
> とりあえず3人ということで提出した」と主張しており、その主張が採用されているようです。

なるほどね、夫の言い分には合理性がありますね。裁判官は、夫の主張なり証言を信用したんでしょうね。それは、月子さんが、この証拠だけを提出して、その証拠の前後を固める証拠や主張をしないから、月子さんの主張が採用されていないのだと私は思いますよ。訴訟記録をみていないので、これは私のあくまでも想像・推測ですが。

> そうだとしたら、何の証拠を出しても意味がなくなってしまう気がするのですが、
> なんだか裁判ってなんなんだろう・・・と思ってしまいます。

そうではありません。月子さんが、この証拠だけを提出して、その証拠の前後を固める証拠や主張をしないから、月子さんの主張が採用されていないのだと私は思いますよ。訴訟記録をみていないので、これは私のあくまでも想像・推測ですが。

> やはり結論先にありき。なのですね。

私の書いている結論を先に決めている・・という意味は、月子さんの書いている上記意味とは異なります。
裁判官は結論をだすまでに、総合的に評価する作業を怠っていない場合は多いですよ(もちろん例外はあります)。
月子さんが、どのような訴訟活動をしたか・・・は、しっかり省みて検討しないと、結論に不満だけを並べていても、控訴審では勝てません。控訴審で勝つためには、それなりの対策を講じなければなりません。
また、裁判官が異なれば、当然、同じ訴訟記録でも、評価が変わることはありますが、原審を維持する傾向があるので、原審訴訟記録の再検討をいたほうがいいと思います。

> しかも裁判官の心証といえば聞こえが良いですが、憶測にしか過ぎない気がしてなりません。

どっちでも同じことです。心象でも憶測でも、言葉が違うだけなので・・・それよりも、自分の訴訟活動を見直して検討することに力を注がず、単語にこだわって不平を仰る月子さんの性格が問題かなと思います(キツイことを申し上げますが控訴審では気がつかずに表現しないよう注意して欲しいと思います)

> これもこのような結果からすると十分ではないのかもしれませんが、しているんですよ。

・・・だから〜〜。これ一つが敗訴した原因じゃないんだってば!


> 現に訴訟前に愛人には内容証明も送っていて、別れてくれれば慰謝料は請求しない・・・とまで
> 言っていて、それを無視されたので、調停まで行っています。


調停なんてしなくても、立証できれば訴えたらいいのに。
夫へ請求するのではなく、愛人に慰謝料請求したほうがいいですよ。不倫を立証することに頑張ったほうがいいです。事後的にであっても、証拠の取り方・・前回ので私、書いたでしょ??やってください。控訴審で勝ちたいなら。


> 自分の至らなかったところへの反省と、夫への思いも述べてきました。

・・・だから、書いても、言葉の通りには裁判官は評価するとは限りません。だから心象形成は大切・・と私は思いますよ。

> そうなんでしょうが、女性が夫と私の居住地に転居してきたことがわかる、住民票の異動日が調停中なんです。
> そして私が握っている不貞の証拠も調停中のもの。
> 絶対にそれよりも前からの関係だと思うのですが、証明しようが無いのです。

???ちょっと上記文では全然わからないのだけど、調停中の不倫日時と、立証できる夫婦の同居最終日は、どのくらいの期間が空いているのですか??その空白の期間が重視されます。
だから、前回の私の意見に「不倫相手に会いに行って、会話を録音したら?」と具体的にいろいろ書いたとおりにしてください。事後的に証拠をとるには愛人自身に話してもらうのを録音すればいいと思いますが。


> すみません。これは、性格の不一致で訴訟を提起すると離婚容認が出る可能性が高いということでしょうか?

書いたとおりです。そこまで飛躍しません。月子さんが不倫が立証できていないと書いてあったので、裁判官としては、有責配偶者の認定をしていないはずです。つまり単なる性格の不一致での破綻と考えて離婚を認容したんじゃないでしょうか、それだと有責性が夫にないことになるから、裁判官としては離婚を認めやすいんじゃないかと思いますが・・という意味で、私は書いたのです。


> 高裁でも裁判官に訴える機会があるのでしょうか?

はい、口頭弁論や、弁論準備に月子さんも行ったほうがいいでしょう。地裁で尋問をしたのであれば、控訴審で尋問することはないことが殆どなので、書面だけでなく、弁論日等の場で、裁判官にお願いしたらいいですよ。

> もう少し感情的になったほうが良いのでしょうか?

何に対して感情的になるかによります。


ところで、ちょっと2つにわけますね。

タイトル質問が長かったので、さっきの続き
記事No2467
投稿日: 2008/04/02(Wed) 00:15
投稿者まだ妻ですが。
さすがに月子さんの質問が長かったので、2つに分けさせてもらいました。

> 性格的に感情論で訴えるよりも、どうしても理論的に訴えようとしてしまいます。

私は、月子さんの訴訟記録等、見ていないので、ここの掲示板で月子さんが書かれた範囲でしかわかりません。でも、私には、月子さんは、ずいぶん感情的な部分があると思います。それは人の話の受け止め方に関して・・です。

> だから冷めているように見られてしまうのかな・・・・

そのような記述が判決文にあるのでしたら、そうでしょうが、私は違うと感じます。それは、ここの掲示板に書かれている月子さんの文章でわかります。このような感想を持たれることも、感情的になっているから、客観的に判断できていないように思いますが、何分にも月子さんの訴訟記録を何もみていないので、あくまでも月子さんが書かれた文章から私が感じることですが・・。


> 夫への思いがあるが故に、この訴訟によって戻ることが出来ないほど関係が壊れてしまうのが恐く、
> 全くといっていいほど攻撃的な姿勢を見せませんでした。

月子さんが、そう感じている、そのようにご自身を評価していることはわかりますが、裁判官は月子さんとは違う評価をしていると思います。何故なら、このような感想を月子さんが持つこと自体、他人の言動の受け止め方が極端であることが顕れているからです。充分、感情的になっているので、もうちょっと冷静に振舞ったほうがいいように思います(訴訟記録をみておらず、ここの掲示板での月子さんの文章からの、私の推測ですが)

> 事実と異なることは否定をしましたが、あまりにもくだらない内容で私のことを否定してくるときは、
> あえて大きく反論しませんでした。
> それがいけなかったのでしょうか・・・・

訴訟記録をみていないので、わかりません。弁護士さんと訴訟を進めたのであれば、それでよい、と弁護士さんは判断したのでしょう。その弁護士さんの判断を、訴訟記録も詳細な事情も知らない私が評価することはできません。
ただ、事実と違うことは、くだらなくてもくだらなくなくても、否定しないと認めたことになると思います。また、月子さんが「くだらないこと」と思っていても、裁判官が「くだらないこと」と思ってくれるとは限りません。

> でも、あまり反論ばかりすると関係が壊れてしまいそうなのが恐くて・・・・・

反論と、否定を、ごっちゃにしていることが、既に、月子さんに客観性がないことの顕れです。ご自身をもう少し、振り返られたほうがよろしいかと思います。否定することと関係が壊れることは別のことです。訴訟記録をみていないので、確かなことはいえませんが、一般論として、反論といっても、物事には言い方・・というものがあります。反論するから必ずしも関係性が壊れる・・とはいえないと私は思います。

> いったいどういう方向性で控訴すればよいのか・・・・

それは原審訴訟記録と、月子さんのご夫婦の詳細な事情を知らないと、どんなに優秀な弁護士でも意見は述べれないと思います。

> まだ妻さんは、どのように主張されましたか?
> この場をお借りして教えていただければ幸いです。

ですから原審訴訟記録と、月子さんのご夫婦の詳細な事情を知らない私には、具体的な助言は何もできないでしょ??そういうことが理解できないのですか?? もう、いい大人なのですからハッキリ月子さんに忠告する人はいないとは思いますが・・。
それに、私の事案と、月子さんの事案は同じではありません。
ですので、私の事案を月子さんに教えたところで、月子さんのお役に立つことはありません。離婚事件は、各夫婦それぞれなのです。
また、私の個人情報を掲示板に書くつもりもありません。

あのね〜〜、こういうこと↑を平然と書いてお願いする月子さんの無神経さは、私には理解できそうにありません。
月子さなんが気落ちしていることは、よくわかります。控訴審も頑張って欲しいなと思ったから、キツイことを書きましたが意見を述べさせていただきました。
でも、月子さんの質問を読むと、いろいろなことが読み取れるのだということを、もう少し、御理解なさったほうがよろしいかと思います。そのような月子さんの姿勢は、裁判官にも伝わってしまう可能性は高いと私は思います(あくまでも私見です)。
控訴審、頑張ってください。
まず、不倫の立証を努力したほうがよいです。山本先生もそう書いているでしょ??でも、月子さんは、実際には動いていない。これでは誰も助言してくれなくなりますよ。

タイトルRe^2: 逆転判決
記事No2485
投稿日: 2008/04/06(Sun) 07:24
投稿者かたつむり
 月子さん、お体の具合はいかがですか?
 今まで頑張ってこられたのに、このような結果が出て
ショックで何も手がつかないのではないでしょうか?

 私も似たような境遇で、離婚と婚姻費用の調停をしていましたが、その中で、裁判官から離婚を勧められ、夫の肩を持つ発言をされ、こちらのいいぶんには耳を傾けてくださらなかったときはかなりショックを受けました。
 裁判でこのような裁判官に当たれば簡単に離婚が認められてしまうと。
 いろいろなことがあり、しばらく心身ともににもおかしくなってしまいました。

 月子さん、心と体を休め、それから後でご自分が後悔されないよう頑張ってください。
 「まだ妻ですが。」さんのアドバイスはかなり参考になると思います。(私自身とても勉強になりました)
 愛人相手に証拠をとる方法も勇気が要りますが、これからのことを考えれば、頑張る価値があるのではないかと思います。

 経済的に苦しいのであれば、法律扶助という制度がありますが
ご存知でしょうか?弁護士費用も安いし分割の支払いですみます。
自分の依頼したい弁護士がこれに登録していればその先生に
法律扶助で依頼することも可能なようです。

 でも地裁と高裁が近ければ、よほど弁護士に不満がない限り弁護士を変える必要もないのでしょうか。
すいませんあまり参考になりませんでしたね。

 それから、控訴できる期間はとても短かったように思います。
迷っておられるなら
とりあえず控訴の手続きだけしておいたほうがよいのではないでしょうか?

では、お辛いでしょうが、ご自分が後で後悔のないように
がんばってください。
応援しています。

タイトル良心的な弁護士は居ます
記事No2486
投稿日: 2008/04/07(Mon) 10:34
投稿者まだ妻ですが

>  私も似たような境遇で、離婚と婚姻費用の調停をしていましたが、その中で、裁判官から離婚を勧められ、夫の肩を持つ発言をされ、こちらのいいぶんには耳を傾けてくださらなかったときはかなりショックを受けました。
>  裁判でこのような裁判官に当たれば簡単に離婚が認められてしまうと。

そうでもないですよ、調停では、成立させるために、多少、強めに言うことがあると割り引いて受け止めたほうがいいですよ。

>  経済的に苦しいのであれば、法律扶助という制度がありますが
> ご存知でしょうか?弁護士費用も安いし分割の支払いですみます。

扶助じゃなくても、分割に応じてくれる弁護士さんは、居ます。
私が今まで頼んだことのある弁護士はそうです。
その中でも、誠実な先生も居れば、ずるい先生もいます。いろいろです。自分の観察力を養うことと、必要なことはきちんと言わなくては駄目です。何度でも、です。
弁護士は他事件を抱えているので、メールやFAXで、伝言して返事がほしいときは、何について返事がほしいと書いたほうが良いです。懲戒しなくちゃいけない弁護士も居るし、でも、相性のいい先生に出会えば、無料で、お心づけ程度でも、その後も親切で相談に乗ってくれます。個々の弁護士さんの人柄で対応は様々で異なります。

> 自分の依頼したい弁護士がこれに登録していればその先生に
> 法律扶助で依頼することも可能なようです。

登録していなくても、扶助を使わなくても、同等でやってくれる弁護士さんは、そこそこ居ます。お願いしてみたらどうですか??弁護士は、依頼者と委任中、適切にコミュニケーションを取れるか否かをもっとも重視すると私は思います。

>  でも地裁と高裁が近ければ、よほど弁護士に不満がない限り弁護士を変える必要もないのでしょうか。

裁判所は、弁護士を探していますと伝えておくと、期日は少々考えてくれます。控訴期間は考えてくれません、厳守ですが。

> 迷っておられるなら
> とりあえず控訴の手続きだけしておいたほうがよいのではないでしょうか?

同感です。控訴期間を過ぎたら取り返しがつきません。だめもとでも頑張ったらよいと思います。